ネティ(鼻洗い)
コロナウィルス対策で手洗い、うがいをしましょうと言われています。普段から本当はすべきこと、大切なことです。今は花粉症の季節でもあり、目がかゆかったり、鼻水が止まらないという方も多くおられると思います。
ヨガでは鼻を洗うネティ(ジャラネティ)という方法でそのような症状をすっきりさせることができます。
私も花粉症ですが、ネティを行うようになって、だいぶ楽になりました。そこで今日はネティについて書こうと思います。
<やり方>
1.ネティポットに人肌温度(33度ぐらい)の生理食塩水を入れる。
※生理食塩水の作り方
私は朝行っているので、夜、水道水を鍋で10分程度煮沸し、朝まで放置しています。水の総量の1/4または1/5を鍋に残し、別の容器に入れ替えます。鍋に残した水を再沸騰させ水と合わせます。すると大体人肌の温度のお湯になります。煮沸させる鍋もできたらアルミの鍋以外(ホーローやステンレスがおすすめ)を使用します。
塩の濃度は0.9%。500mlで4.5g。だいたい小さじ1杯弱。自然塩を使う。初回だけちゃんと計ってだいたいの量を見てもいいと思います。
2.頭を傾け、どちらか片方の鼻に注ぎ入れる。この時、必ず口呼吸をすること。反対の鼻から流れきったら鼻を閉じて軽く鼻をかむ。
3.反対も行う。
※注意点
1.頭をのけぞらせない。
2.飲み込まない。
十分に水を出し切る(特に夜行う場合)
3.塩の濃度に気をつける。
流れ過ぎ=濃度低すぎる。流れない=濃度高すぎる。
<禁忌事項>以下の方はやらないで下さい。
1.鼻腔に傷やでき物がある。耳の炎症。
2.体液貯留の問題がある。(腎臓、肝臓の疾患)
3.耳鼻科にかかっている場合、医師に相談すること。
<効果>
1.鼻のつまりを解消する。鼻の粘膜の働きの強化。
2.肝臓、腎臓への負担を減らす。
3.カフェイン過剰による頭痛を緩和。
などたくさんの効果があります。
ぜひ試してみてください。