奈良アーユルヴェーダフェスティバル

昨日は「奈良アーユルヴェーダフェスティバル」〜奈良の薬草とインドの薬草〜に行ってきました。

お天気にも恵まれ、開催されたワークショップを全て受講し、1日アーユルヴェーダ三昧しました。

まずはインド舞踊。インドの衣装にメイクもされてとても素敵な踊りを見せていただきました。

一つ目の講座はなら橘プロジェクトの城さんによる不老長寿の薬「大和橘」の話。大和橘は日本の固有種で最古の柑橘の原種です。「古事記」や「万葉集」にも登場する程古くから存在するらしいです。文化勲章や500円硬貨のデザインにも描かれています。葉っぱをいただき、ちぎって香りと嗅ぐととても良い香りがしました。味も良く効果は素晴らしいようで、お土産にドライフルーツと生のレモングラスもたくさんいただきました。準絶滅危惧種に指定されている大和橘を守り、広げる「なら橘プロジェクト」という活動をされているようです。

夜、煮麺のお店に行ったら大和橘のトッピングを選ぶ事ができたので思わず食しました。上品な酸味が味わえました。

二つ目の講座はスリランカでアーユルヴェーダの薬草染めの服を作り、奈良でショップをされているPUNCHI LAMAIの久保さんの話。女性5人で手作業で染めから裁縫までされているそうです。染め直しやオーダーのリクエストも応じてくださるそうです。スリランカのアムラティーのお土産をいただきました。

お昼はvanamさんのインド料理のお弁当を友達と食べました。久しぶりに会えて話ができて良かったです。ランチも野菜たっぷりでとても美味しかったです。

三つ目は浅貝賢司先生の「日常に活かすアーユルヴェーダの植物」の話。とてもわかりやすく手軽に実践できる日々の暮らしに役立つお話でした。(↑のお弁当付き)

4つ目は「奈良のくすりの歴史を紐解く」という奈良県薬事研究センターの西原さんによる講座。奈良は薬で有名ですが、歴史を聞き、江戸時代の人はどうやって薬を運んだのか実践してみようと藁に生姜を絡んで紐でくくったり、貴重なかりろくでお守りを作ったり、なかなか手に入れにくい当帰の種をポットに植えたりしました。薬草の入浴セットもいただきました。とても盛りだくさんな内容とお土産で楽しかったです。おまけに畑で使いたいと残った藁までいただいて帰りました。

5つ目は野村真紀さんによる「アーユルヴェーダでアンチエイジング」のお話。アーマラキーの効能、使い方の話。アムラティーを飲ませていただき、お土産にアムラパウダーも貰いました。体に良いと知っていてもどう使ったら良いのかわからないハーブも多いです。真紀先生の話はとても実践的でいただいたパウダーを早速使ってみようと思いました。

講座の合間にチャイを飲んだり出店ブースでお買い物。生のトゥルシー、ピッタを下げるローズウォーター、大和橘のドライフルーツ、レモンの苗を買いました。トゥルシーは家に帰る道中もとても良い香りがして癒されました。種を取って春に植えようと思っています。

どの講座も興味深く楽しかったです。チャイやタンスクレーパーもいただき、お土産がすごくて嬉しい悲鳴で帰宅しました。

最近、プライベートでしんどい事が多くヨガや瞑想、祈りで心を落ち着かせていましたが、とてもリフレッシュできました。しばらくインドに行けそうに無いのでプチインド体験もできて良かったです。

またこのような機会があれば是非参加したいです。企画、開催、お手伝いをしてくださった方々ありがとうございました。