高野山リトリートの2日目。
朝4時半に起き、近くの根本大堂まで歩き、5時半から朝ヨガ。
朝靄の中、澄んだ空気、冷たい風、鳥の声、鐘の音。
その中で呼吸をし、体を動かす。
静寂の中に生きてるっていう感覚。
普段味わえない、言葉で言い表せない幸福感。
御来光は見ることはできませんでしたが、大雨が降らずヨガができました。
全てに感謝です。
ヨガの後、寺の本堂で勤行。
住職様のお経の中、焼香をし、般若心経を共に唱えさせていただきました。
般若心経の話をしていただきました。
興味深い良いお話でした。
朝食後、壇上伽藍エリアを通り、奥の院まで歩きました。
さすが高野山。
すでに紅葉が始まっていました。
六角経蔵を順番に廻しました。
一回りすれば一切経を一通り読誦した功徳が得られるそうです。
奥の院入口
奥の院では「みろく石」を持ったり「姿見の井戸」をのぞいたり…
みろく石は前回持った時より軽く感じました。
そして初体験の「水行」。
水着の上に白い着物(上だけの物)を着て、入水。
川の水がとても冷たかった。
「南無大師遍照金剛」
と唱えながら滑らないように気をつけて、肩まで水に浸かります。
何も話さずに入ったら冷たいことにばかり気が行きますが、唱える事で集中できます。
しばらく入っていると冷たさがマシになってきました。
水から出るとあんなに冷たく感じていたのに、体は温かい。
人間の体はよく出来ていると改めて感じました。
奥の院をお参りをして、宿坊に戻り、ジャバーサナで疲れを取りました。
振り返り会をして集合写真を撮り、お別れです。
料理も美味しく、宿坊の方々はとても親切でした。
畳、洗面やトイレも綺麗で、お風呂もジャグジー風呂で快適に過ごせました。
櫻池院様、ありがとうございました。
帰りに胡麻豆腐やお饅頭を買って帰りました。
台風が来ていたのに、ほぼ予定通りのプログラムができたことがミラクル。
神様が味方してくださったと思います。
今回、初体験の事も多く、たくさんの気づきをいただきました。
出会った人達が皆さん温かくて、人の優しさに触れました。
ヨガを通じてまた新たな縁を繋ぐ事ができました。
清々しい気持ちで下山しました。
また新たな気持ちで生活していこうと決意させる旅となりました。
高野山は原点に戻れる場所。
本当に素晴らしく、何度行ってもまた行きたいと思える所です。
思い出いっぱいの楽しい素晴らしいリトリートでした。また参加させていただきたいです。
主催してくださった「生活ヨガ研究所」の珠数先生、スタッフの方々、本当にありがとうございました。