ヨガ哲学TT
YOGA violaさん主催、伊藤武先生の「ヨガ哲学TT」3日間のコースを受講しました。
コロナ禍で、3月以降初めて電車に乗りました。4連休の割に空いていたと思います。
感染者が増える中、どうしようかと悩みましたが、感染対策をされて開催されるし、自分自身も家を出る時から帰宅するまで、お昼ごはんを食べる以外はマスクを外さないで過ごし、気をつけて生活していました。
年に一度の開催。内容的にとても良かったです。
今回はハタヨーガの開祖であるゴーラクシャの書いた「ゴーラクシャシャタカ」からハタヨーガを学びました。
インドの事やヨーガの歴史、「ヨガ・スートラ」「バガヴァッドギータ」「ハタ・ヨーガ・プラディーピカー」「ウパニシャッド」と関連した話、仏教や他の宗教との事など、ここに書き切れない程、たくさん教えていただきました。
ヨーガと言えば「ヨーガ・スートラ」「バガヴァッドギータ」というイメージがありますが、それだけではありません。
元々、ヨーガは「繋ぐ」「繋がり」という意味があります。いろんな事が繋がっていて、なるほどと思うこともたくさんあり、上手く出来ていると考えさせられました。
元々、こういう話を聞くのが大好きで、時間が経つのも早く感じられ、とても楽しかったです。インド好き、ヨーガ哲学好きにはたまりません。
テキストもですが、先生のイラストが素晴らしく、ホワイトボードに次々と描かれる絵が上手で、次々話の展開の中で消していくのがもったいなかったです。難しい話もイラスト化されるととてもわかりやすいです。
気さくな先生で何を聞いても、なんでも答えてくださいました。知識量がとんでもないです。
現在、行われているほとんどのヨーガ、流派によるヨーガは歴史的に120年ぐらいです。昔のヨーガから考えると近代ヨガと位置づけされます。今はこれが主流です。本来のハタヨーガを知るという意味で、とても勉強になりました。どちらが良いとかという事ではなく、どちらも知っておいた方が良いのかなと思いました。
今回の講座でハタヨーガの概念が大きく変わり、哲学的な事が面白く、テキストや先生の著書を読み復習をし、もっと本を読みたいと思いました。
人によって解釈なども違うので、本を読み比べてみるのも面白いと思います。
ヨーガはやっぱり深いです。
伊藤先生の著書で「図説ヨーガ大全」(ヨーガのこと、インドの事がイラスト入りで詳しく書かれていてボリュームもあります)という本を持っていたので、サインをいただきました。1〜2分でサラサラとラクシュミーの絵も描いてくださいました。ありがたいです。